妙智会教団とは?活動内容・信者数・雰囲気などを徹底調査!

桜

妙智會教団という団体について、成り立ちや信仰活動の内容、信者数・雰囲気・施設などを調査してみました。この団体を知っている人はもちろんですが、知らない人にもわかりやすいように説明していきたいと思います。

妙智會教団とは?

妙智會教団は会主・宮本ミツにより1950年に開教した団体です。

この団体は先祖の供養を通じて『いのちを尊ぶ』『思いやり』『平和を願う』3つの心を啓発し、『忍善』『懺悔』『感謝』を実践することによって人格を完成させることを目標としているそうです。

『祈りと実行』という考えを持ち、すべての人びとが幸福に暮らすことができる世の中をつくるために団体の考えを広めていくことに取り組んでいます。

先祖の供養の実践については法華経を基盤にしているようです。信徒は忍善を日常生活の基本の考えとし、懺悔を自分が向上するための道として人格の完成に努力する。そして感謝の心を生活するうえでの規範にしているとのことです。

信者数・活動場所は?

妙智會教団の会員数はおよそ68万人とされています。

団体の本部は東京都にあり、大恩師・会主の生まれた千葉県には「千葉聖地」と呼ばれる場所があります。その中には、聖佛舎利七粒を奉安している「久遠佛塔」や6000人が収容できる講堂がある「大道場」、300人が宿泊できる「練成会館」などの施設があるようです。他にも全国に教会や道場などが8か所あるとのことです。これらの場所では講演会など様々な活動が行われているようです。

妙智會教団の考え方・活動の内容とは

妙智會教団は法華経の先祖供養を基盤としていて、『忍善』『懺悔』『感謝』の実践を団体の教えとしています。

基盤としている先祖供養の意義として、思いやりの心を育てることだといわれています。目には見えない先祖を思って供養することで、目に見えないものを思う力が養われ、目に見える自分の周りを思いやることができるとのことです。

忍善とは、良いことを行うときは心を安らかにして、障害が及んでも乗り越えることであり、大きな喜びには大きな我慢と苦労が必要であるとされています。

懺悔は不平や怒りなどの心の汚れを落とすことを指し、心の汚れの元を探し自分を省みて過ちを繰り返さないことが、自分や周りの人たちを幸せにするといわれています。

また、感謝はすべてのものに対してありがとうと思う気持ちを育てその気持ちをすべてのものに向けることだとこの団体は考えているようです。

妙智會教団のイメージ

妙智會教団は法華経の教えである「先祖供養」が元となった団体です。その先祖供養の行いを通じて、自分よりも相手のことを優先し、思いやる心を育てようとしていると感じました。

この団体はさらに『忍善』『懺悔』『感謝』を実践することで、より良い世界をつくろうとしているようです。

また、国際的な平和活動にも取り組んでいるようで、国内だけではなく世界にも目を向けているという印象をもつかもしれません。

まとめ

妙智會教団の活動内容などを解説してみました。いかがだったでしょうか。この団体の考え方などがみなさんに伝わっていると思っています。仏教がもとになっていても団体によっていろいろな解釈の仕方があると感じた人もいるのではないでしょうか。