「幸福の科学」といえば、いわゆるメジャーな宗教団体のイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。
メディアで取り上げられることもあるこの団体の活動内容や成り立ち、どのような評判があるのかも含め調べてみようと思います。
幸福の科学とは?
1986年に大川隆法総裁が創始者となり立宗した団体が幸福の科学です。
立宗から現在まで、真実の人生観を踏まえた「幸福」といわれるものを世界に広める活動を展開しているとのことです。
人間とは、心こそが本質であるということ。何度も生まれ変わることで様々な経験をし、魂を成長させるということ。 神や仏は実在して、いつでも人類を導いているということ。
このような霊的な真実を広めて、人にとっての本物の幸福を探求していくとともに、神や仏の願う平和な世界を現実化することがこの団体の使命であり目的のようです。
団体の使命を実現するために、講演やメディア等による啓蒙活動、政治や教育、国際事業にも取り組んでいるとのことです。
信者数・活動場所は?
幸福の科学の信者数は世界でおよそ1,100万人いると発表されています。
活動拠点になるのは、支部・精舎などと呼ばれる施設です。そうした施設は日本国内や世界各地に数多くあるそうで、およその数ですが、家庭教会である布教所なども含めると約1万カ所もあるそうです。
精舎や支部、布教所などに足を運ぶことで、自宅に一人で信仰生活を送るだけではなく、団体の仲間たちと共に教えを学んで、実践してみることにつながっているのではないでしょうか。
考え方・活動内容
幸福の科学が信仰の対象としているのは至高神主エル・カンターレ大川隆法総裁です。
会員は、大川隆法総裁が説く教えに基づいて、お祈り・教学・瞑想・反省など幸福を手に入れるための信仰生活を毎日実践しているようで、信仰生活の柱になっているのが、朝と夜に行う「正心法語」の読誦(どくじゅ)です。
また、支部活動と精舎参拝を中心として、同じ信仰心を持つ友人「法友(ほうゆう)」たちとともに、幸福を広げるため様々なユートピア活動を行っているようです。
会員たちは、愛・悟り・ユートピアの建設を合言葉とし、毎日の反省等を核とする信仰生活に基づき、教学や参拝等を通じて悟りといわれている幸福を手に入れ、それを多くの人たちに広げる活動を行っています。
幸福の科学の雰囲気・イメージ
幸福の科学の大川隆法総裁は、発足時から現在まで数多くの教えを説き続けています。
その法話などは団体の支部や精舎で動画が公開されていて、未会員の人でも視聴が可能です。また多くの法話は書籍にもなっていて、書店などで購入することができます。
様々なメディアへの展開に力を入れている幸福の科学は、普段の生活をしていても目や耳にすることがあるかと思います。未会員でも地域の支部などに立ち寄ることができて、希望があれば長く心の修行をした信者たちが人生相談なども受けてくれるとのことです。
人生相談などを通して信者と触れ合えるようなので、他の宗教団体と比べて会員になることへの敷居を低く感じられるかもしれませんね。
まとめ
幸福の科学の成り立ちや現在までの活動内容などをまとめてみました。
調査結果はあなたにはどう見えましたか?
目立ったのは動画や映画、書籍などメディア展開の取り組みなどが多いこと。 その場にいなくても説法などを体感できるようになっているようです。
こういったアクションが、より団体への興味を持ってもらいやすいのでしょう。